第2回 地元弘前を歩く【藤田記念庭園】(後半)
5月19日(土)
みなさん、こんにちは!Mr.えっくす!です。
いきなりですが、みなさんは、こちらの漫画をご存知でしょうか?
知ってる人は知っている。知らない人は覚えてね!
…という冗談はさておき、こちらの漫画は『ふらいんぐうぃっち』という『石塚千尋』先生原作の漫画で、弘前市を舞台に魔女修業中の女の子の主人公『木幡真琴』の周りで起きる、ほのぼのとしながらもちょっと不思議な日常を描いた作品です。
現在も『別冊少年マガジン』にて好評連載中であり、コミックも1巻~6巻まで発売されてます。2016年にはアニメ化もされましたね。僕も毎週欠かさず観てました。
⬛️アニメ『ふらいんぐうぃっち』
地元弘前が物語の舞台という事で、モデルとなった名所等が続々と登場しますが…あまりに語るとブログの本題から遠のいてしまいそうなので、ここまでにしておきます(笑)
…という事で、今回は前回ご紹介した【藤田記念庭園】。その庭園内にある、和館、考古館、洋館。この3つをご紹介して行きたいと思います。
では、参りましょう!
⬛️和館
先ずは、こちら。庭園の有料コースに入って直ぐに見えます。抹茶がいただける『和館』です。少し話を聞いたところ、大正時代に建てられた和館が消失してしまい、昭和63年(1961年)に板柳町にあった旧家を移築して、ここに建てられたのが今のこの和館だそうです。
中は思っていた以上広く、奥座敷で抹茶をいただきながら庭園を見て、のんびりとした一時を過ごす事ができます。
抹茶は1杯500円でいただけます。
⬛️考古学館(匠館 クラフト&カフェ)
考古学館が昨年7月にリニューアルし、つがる塗り、こぎん刺し、焼き物、ガラス工芸、打刃物、等の工芸展示販売に加え同スペースには、クラフトに触れながら『食』を楽しむ、『和』をテーマにした、和カフェもオープンしました。
看板メニューである『和風パフェ』に加え、季節によって変わる、期間限定メニューの巨大な『ふわふわかき氷』が人気らしいです。
・おすすめポイント・
①果実シロップや練乳、黒みつ、白玉などは、拘りの自家製。
②旬の果物や野菜。地元の食材をふんだんに使用したメニュー。
③津軽の職人さんが丹精込めて作ったテーブルや食器でお出迎え。
⬛️お店情報
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
入場料:無料
⬛️早速、中へ!
看板のメニュー一覧につられて、空腹の僕は、ふらりと中へ…。中に入ると店員さんの元気良い挨拶に思わず、にっこり!明るいお店の雰囲気とおしゃれなテーブルがお出迎えしてくれました。
期間限定のかき氷が早くも完売してしまっていたので、僕が注文したのは、お店の看板メニューの『和風パフェ』(800円)!
ソフトクリームにサツマイモ、わらび餅、あんこ等の和のお菓子で彩った贅沢なパフェ。お好みで黒蜜をかけて召し上がれ!お値段は少し高めですが、ボリュームもあり、全てが自家製と言う事で、お店の拘りもしっかりと感じさせていただきました。
味に関しては、僕は食レポに自信がないので、『美味い!』としか言えません(苦笑) ですが、味は確かに美味しかったです。底のバナナに苦戦しましたけど…(実はバナナが苦手)
⬛️『食』以外にも見どころいっぱい!
食べた後は、ゆっくりクラフトコーナーを見学。沢山の展示品はもちろん、お土産も豊富に揃ってました。ちなみに、カフェで使用されているグラスや器などは、全て地元の作家さんの作品みたいです。
器を見て、どの作家さんの作品か解ったら、クラフト通ですね!
2階の方は、展示会が開催されていた為、見学のみで撮影はお断りされてしまいました。
…と言う事で、ゆっくり展示会を見学して、考古館を後にしました。…さて、次はいよいよ最後のご紹介となります。
⬛️洋館
弘前市出身で、日本商工会議所。初代会頭の『藤田謙一』氏が大正10年(1921年)に造らせた別邸。
岩木山を借景にした高台の庭園を望む事ができる洋館。
大広間とサンルームを利用した『大正浪漫喫茶室』は窓際が特等席であり、四季の彩りを眺めながらいただく、地元食材を使用した料理や6種類のアップルパイは格別です。
⬛️開館時間
開館時間:9:00~18:00
休館日:無休
入場料:無料
※2階の第1、第2会議室は、有料貸し出し施設となります。(以下が料金表です)
⬛️館内を探索!
玄関のタイルや暖炉がまたレトロな雰囲気を出してますね。そして、鳥のステンドグラス…。生で見ると本当に綺麗でした。この洋館のシンボルみたいです。
⬛️藤田謙一資料室
次は資料室。この庭園や洋館を建てさせた人物。『藤田謙一』氏の歴史や展示物を観覧する事ができます。興味ある方は是非、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
その他にも、小音楽ホールもありましたが、演奏会のイベントがあった為、撮影できず…。同じく2階の第1、第2会議室も使用中の為、撮影はできませんでした…。
⬛️大正浪漫喫茶室
中は、人でいっぱいだった為、迷惑を考慮してテラス席を少しだけ撮影しました(苦笑)
大正浪漫喫茶室は、洋館にある喫茶室です。窓越しに四季折々の花が咲く庭を眺めながら優雅なコーヒータイムを堪能できます。
・おすすめポイント・
①高品音源とアロマによる癒しの空間。
②メニューも地元の特色ある素材や、安心で新鮮な地元野菜を積極的に使用したメニューが多数。
③お店自慢の6種類のアップルパイがいただけます。
⬛️お店情報
※営業時間、休業日は、洋館の会館時間を参照。
さて、お目当てのテラス席に座って、アップルパイをいただきたい…ところですが、凄い行列で並ぶ羽目に!並ぶのが苦手な僕も流石にここは堪えて待つ事を決意しました。
…ところで、先程、漫画『ふらいんぐうぃっち』のお話を少ししたと思いますが(少し?)
実は、この大正浪漫喫茶室は、その『ふらいんぐうぃっち』に登場する喫茶店『コンクルシオ』のモデルになった喫茶店なのです。
アップルパイや料理は勿論。ファンの方が聖地巡礼の為に訪れる事も多いそうですね。
⬛️アニメと現実を比較すると…
凄い再現度…(驚き)テラス席は、もう少し広く撮影したかったのですが、人が満員だった為、全体的な撮影ができなかったのが悔やまれます…。
さて、気を取り直して、ようやくお目当てのアップルパイです!
6種類+αのアップルパイの中から僕が選んだのは、『ないすらいふ』とドリンク(コーヒー)のスイーツセット(770円)です。どれも美味しそうで凄く悩みましたが、今回は名前で決めました(笑)
パイ生地がサクサクで、中のリンゴも肉厚で柔らかく、とても食べごたえありました。シナモンも効いていて凄く甘い!セットのコーヒーも流石は、お店が自慢するだけあって香りも味も最高です!
次に来た時は、また他のアップルパイにもチャレンジして、コンプリート目指すのもありなのでは!?
⬛️テラス席で、こんなのも発見!
テラス席の窓際に、ちょこんと飾ってあった『ふらいんぐうぃっち』の主人公『木幡真琴』役の『篠田みなみ』さん。『倉田千夏』役の『鈴木絵里』さんのサイン色紙!しっかり訪れていたんですね。微笑ましい事です。
ちなみに、『篠田みなみ』さんと言えば、僕も現在ハマっている、TCG。【WIXOSS】のアニメ。主人公ルリグである『アロス・ピルルク』役でもお馴染みですね。4月の新弾では初のサインカード化もされました。どこかで見た事あるサインだったなー(笑)
⬛️探索を終えて…
和館、考古館、洋館。庭園内3つの建物を見学したり食べたりと、自然豊かな庭園を散歩するだけではなく、個性溢れる空間の中で様々な楽しみ方を味わう事ができる、とても良い場所だなぁ。と思いました。
自然の中で風景を見て癒されるのも良し、カフェでグルメを味わうのも良し。歴史を勉強するのも良し。聖地巡礼に訪れるのも良し。
弘前への観光に訪れる際、是非立ち寄ってほしいと思います。本当におすすめできる観光スポットです。
⬛️最後に…
前半、後半と最後までお読みいただき、ありがとうございました。【藤田記念庭園】の記事は、これにて最後になります。まだまだ、旅人として、ブロガーとしても未熟者ですが、これからも読んでいただければ嬉しいです。
次はどこを歩こうか、次は何を食べようか。相棒の『タマ』と一緒にわくわくしながらも、これからも地元弘前を歩いて、感じた事、学んだ事等を記事にしていきたいと思います。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ではでは~!♪ヽ(´▽`)/
あ…。タマ。今回は、出番…なかったね…(小声)